太陽の位置が一年で最も低くなり、日照時間も最も短い日は「冬至」と呼ばれています。その通り、今日12月22日は北半球の冬至の日です。

国によって「冬至」の過ごし方は様々だと思いますが、日本では何をするんでしょうか?

古代の日本では、冬至は「太陽の力が弱くなって、死に近い日」と思われています。そのために、「厄を払う」ための行事や風習が行われ、現在に至ります。

では、本題に入り、現代の日本の冬至の過ごし方を紹介しましょう。

昔は今のように食料は豊かではないため、夏野菜のかぼちゃをよく冬まで保存し、食べたら体が温かくなり、冬を乗り越えられるようにする厄払いの意味があります。

また、かぼちゃは栄養豊富のため、風邪・中風の予防もできるそうです。

こうした語呂合せから、冬至に柚子湯に入る習慣が生まれたそうです。

また、柚子の木は寿命長くて虫に強いことから、柚子の木のように「病気にかからず健康で長く生きたい」というお願いも込めたそうです。

古代の中国の陰陽暦では、冬至を「陰が終わり、陽がよみがえる」日としています。一陽来復はそのことの表現でもあり、「冬が終わり春が来る」、「悪いことが長く続いたあとで、ようやくよい方へ向かうこと」などの意味も表れています。

ですので、冬至の日から翌年の節分の日(2月3日)まで、一部の神社では「一陽来復」のお守りを配布しています。

東京で「一陽来復」お守りが一番有名な穴八幡宮なら800円で入手できます♪
※神社によって、値段も異なります。

また穴八幡宮に金運の福神が供奉されているので、ここの「一陽来復」はなんと金運アップの効果もあります!

①穴八幡宮:東京都新宿区西早稲田2-1-11
②横須神社:東京都新宿区須賀町5番地
③早稲田水稲荷神社:東京都新宿区西早稲田3-5-43

おまけで冬至にしか見られない絶景を紹介しましょう。
観光地としても有名な伊勢神宮(三重県)では、冬至の朝に鳥居から昇ってくる日の出が見られます!

ぜひ冬至の日に、日本式の過ごす方で1日を楽しましょう!