日本といえば着物!しかしどれも同じだと思ってはいませんか?今日は「袴」というアニメにもよく登場する着物についてです。ブーツを穿く?農作業をする?えっあの有名な〇〇も着用!?そんな噂の絶えない「袴」の世界を徹底深掘りして見ました!

袴は、遠い昔、埴輪がズボンのようなものを身につけていたことから、古墳時代にその原型ができたと考えられています。着物の上に穿くもので、上下すべてではなく、下の部分のみを「袴」と呼びます。貴族や武士が身につけて身につけていましたが、後に女性が男袴を着用するなど多種多様に変化し、日本の生活に寄り添って来ました。

いわゆる普通の袴。スカート型(行灯袴)とズボン型(馬乗り袴)の2種類があり、今でも日本式の挙式では、正装として男性が着用されています。

普通の袴と変わりないですが、女性に限ってはスカート型の袴を着用します。西洋文明が明治時代に入って来て袴にブーツを履くようになりました。今でも、成人式や卒業式シーズンでは現代用にアレンジされたカラフルな袴を着た女性の姿を見ることができます。

現代はお正月や大きな神社でお見かけする神社のお手伝いをしている巫女さん。こちらは真っ赤ではありますが、立派な袴となっています。

田舎のおじいちゃんおばあちゃんが着用している丸いズボン。実はこれも袴の1種。

聞きなれない名前ですが、別名を「忍者袴」といいます。そう、あの忍者が着用していました。足元を固定しているので、大変動きやすいです。

いかがでしたか?これであなたも日本通に1歩近づいたこと間違いなし!袴を着て、日本の街を散策して見ましょう♪忍者袴はまた別の機会に…