早速タイトルに津軽弁を使ってみました。

「青森県」と聞いて思い浮かぶモノは何でしょう?

津軽弁?リンゴ?ねぶた祭?

今回はそんな青森県の魅力をたくさん紹介していきたいと思います!

 

 

ヤッテマレ!五所川原佞武多

 

青森県五所川原市で有名なお祭りと言えば、「五所川原立佞武多」です。明治末期の巨大化した佞武多の様式をしており、青森市の人形ねぶたや弘前市の扇ねぷたと共に青森県三大佞武多とされています。高さは20メートル以上、重さは16トンあり、非常に巨大です。

 

数十人のハネトが「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」などのかけ声を挙げ五所川原市を練り歩きます。このお祭りは毎年8月4日~8日に行われます。

珍!イルカウォッチング

 

青森県でイルカを見ることができるのをご存知でしょうか?

青森県にある「むつ湾フェリー」ではイルカをウォッチングできる「イルカいないかキャンペーン」を初夏に行っています。(2022年は4月21日~6月30日の間に開催されていました)イルカ以外にもフェリーから青森県をぐるっと一周回ることができるため雄大な青森の景色を楽しむことができます。

 

このフェリーは「津軽半島側」・「下北半島側」二つの場所に存在します。

「津軽半島側」は弘前市と岩木山、白神山地など津軽半島周遊の拠点に、「下北半島側」ではむつ市と恐山、最北端の大間町など下北半島周遊の拠点にしています。



桜!天守閣!弘前城!

 

青森県弘前市で人気の観光スポットと言えば「弘前城(ひろさきじょう)」。「弘前城」は1611年に津軽信枚によって築城された東北地方唯一の現存天守です。

「弘前城」の西堀には桜が咲き誇っており、「桜のトンネル」と呼ばれる通路があります。

 

さくらまつり期間中は有料のボートが貸し出されている他、夜になればライトアップされた桜を観ることができます。また、「弘前城」付近にある弘前公園には弘前城天守、丑寅櫓、辰巳櫓、未申櫓の3隅櫓が現存しており、これらは国指定の重要文化財となっています。

 

青森県三八上北ってなに?

 

「三八上北」とは何を意味するかご存知でしょうか?

「三八上北」とは青森県の「三戸郡・八戸市・上北郡」のことを指します。

今回はこの三戸郡・八戸市・上北郡の名所を紹介していきたいと思います。

 

 

 

古城!「三戸城」

 

まずは青森県三戸郡。

ここでは「国史跡三戸城跡城山公園」が名所となっています。かつてこの地方を治めていた南部氏が200年程居城にしていた城が燃えたため、高台へ城を移したのがこの「三戸城」(さんのへじょう)です。

 

つい最近の2022年3月15日に「三戸城跡」が国の史跡に指定されました。

今でも歴史ファンなど、多くの人びとが訪れる人気スポットです。また春には桜が咲き誇るため、桜の名所としても有名です。

 

 

 

美味!「八食(はっしょく)センター」

 

続いて紹介するのは青森県八戸市にある「八食センター」です。

ここでは青森の新鮮な魚介グルメやお土産が揃う八戸の市場です。およそ60店舗がひしめきあっており、魚介以外にも多くのグルメを味わうことができます。

 

また、プロの料理人が旬の食材を使って直接指導をする「八食料理道場」や、「日米フリーマーケット」などのイベント開催や、「くりやランド」という子供たちが室内で遊べる施設もあり、観光客だけではなく地元の方の憩いの場ともなっています。

癒やし!「観光農園『アグリの里おいらせ』」

 

最後に紹介するのは上北郡おいらせ町にある「観光農園『アグリの里おいらせ』です。ここでは新鮮な野菜やくだもの、加工品・土産品や、『アグリの里おいらせ』の農園で栽培している南国フルーツが販売されています。

 

また、こちらの南国フルーツは一般に流通しているものとは木の上で完熟してから収穫をしているため、甘みが強く、味も美味しいのだとか。季節によっては「イチゴ狩り」体験をすることができます。

 

その他にも天然温泉掛け流しの足湯があったり、ウサギの餌やりができたりと大人から子供まで楽しめる施設となっています。

大間!マグロ一本釣り!

 

青森県大間町は本州の最北端にある町です。そのため、大間町にある大間崎の北緯41度32分、東経140度54分の場所に「ここ本州最北端の地」の碑が建てられています。

 

この碑より徒歩1分のところには、詩人・歌人として有名な石川啄木が詠んだ「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」という歌碑もあります。これは大間崎の沖合にある弁天島のことを詠んだものと言われています。

 

そして大間町で有名なのは「大間マグロ一本釣り」です。

「大間マグロ」とは別名「クロマグロ(通称:本マグロ)」と呼ばれ、大間で水揚げされるマグロは平均100キロ前後だそう。また、大間崎にある「マグロ一本釣りモニュメント」は1994年に水揚げされた440キロモデルになっています。

 

また、9月・10月の日曜日には、午前の部・午後の部と大間漁港の特設会場で、大間マグロの解体ライブショーと、捌きたてのマグロの即売会が行われます。時には100キロ以上のマグロを捌く場面も見られるのだとか。

学ぶ楽しみ!青森県航空科学館

 

青森県三沢市にある「青森県立三沢航空科学館」は、2003年8月8日に開館し、2021年にリニューアルオープンを果たしました。ここは「大空」と「飛翔」を主題として、子供達に科学、感動、挑戦を育む科学館です。

 

また、三沢市は大空のまちづくりを進めています。施設では、航空ゾーン、宇宙ゾーン、科学ゾーンと3つに分かれており、それぞれの内容を幅広く学ぶことができます。

 

屋外には巨大飛行機の展示もあり、現在はコロナの影響でできませんが、普段は操縦席に乗ることもできます。他にも売店では宇宙食の販売が行われていたり、飛行機の模型が多く展示されていたりと、普段は見られないモノ体験できないモノが味わえる施設となっています。

 

 

絶景!青森十和田湖

 

次に紹介させて頂くのは青森県十和田市にある「十和田湖」です。

この湖は、北の高地にあるにも関わらず冬でも凍らないことから「神秘の湖」と呼ばれており、世界でも最大規模の二重カルデラ湖です。湖の周辺にはブナなどの自然林が広がり、四季折々に美しくその姿を変えていきます。

 

この十和田市には「十和田湖」をボートツアーできる施設もあります。このボートツアーは日本初のRIB(硬式ゴムボート)を使用したもので、水しぶきなどで濡れることもなく、服を着替える必要もありません。また強風時以外は1歳児からも参加できるそうです。



壮観!高山稲荷神社

 

青森県つがる市にあるこの「高山稲荷神社」では朱色の千本鳥居があります。雄大な自然に囲まれており、春は桜、夏は新緑、冬は雪の銀世界と四季折々に風景が変わっていくため、まるで異世界に来たかのような幻想的な光景を観ることができます。

現在では写真映えするスポットとして非常に人気です。

 

正確な時期は分かっていないそうですが、大体鎌倉~室町の間に創建されたと伝えられています。御祭神は五穀豊穣を守護する農耕の神、宇可之御魂命(うかのみたまのみこと)。祓いと導きの徳を持つ「道開きの神」、佐田彦命(さたひこのみこと)。家庭の和楽・芸能上達の神、大宮能売命(おおみやめのみこと)を指します。



アート!あおもり犬!?

このイラストに出ている犬の像は、日本最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」の隣に建築された「青森県立美術館」に設置されています。名前を「あおもり犬」と良い、画家・彫刻家として世界的に評価されている弘前市出身の「奈良美智」さんによって制作されました。

 

この「青森県立美術館」は多くの有名なデザイナーの方々の展示を多く行っており、先ほど挙げた「奈良美智」さんや「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、など初期ウルトラシリーズのヒーロー、怪獣、宇宙人、メカをデザインした「成田亮」さんや日本の歌人・劇作家であり演劇グループ「天井桟敷」主宰であった「寺山修司」さんなどの作品が展示されています。

まとめ

 

さて、ここまで青森県の魅力的な名所・名物の数々を紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。青森県は地元に基づいた多くの魅力的な観光スポットがたくさんあります。

この記事に書き切れなかった名所もまだまだありますが、この記事を参考に青森県を訪れてくだされば幸いです。

 

【今回ご紹介した場所はこちら!】青森001

この記事のイラストは大阪芸術大学の「コミックプロデュース論」を受講している学生により制作され、マンガデザイナーズラボの代表兼、同学の客員教授・吉良俊彦と講師・石井聡の監修のもと掲載しております。

 

ライター:津村明日香さん

デザイン:デザイン学科2年 笠松愛理さん

     デザイン学科2年 大野来斉さん

      デザイン学科2年 宮崎華鈴さん

      アートサイエンス学科2年 大間美穂さん

      キャラクター造形学科3年 Yue Shengkaiさん

     放送学科3年 阿曽瑠奈さん

     デザイン学科2年 藤本すみれさん

     キャラクター造形学科2年 Lee Shuyaさん