日本に住む外国人女性、私、ソフィアが、日本の文化や食べ物、旅行先などを探索・冒険するです。このコーナーでは、私が見た面白いこと、感動したことを紹介します。
時は2018年。
私にとって初めての日本への長期旅行でした。原宿を歩いていて「そろそろ何か食べようかな」と思い立ち、偶然最初に見つけたレストランに入りました。そこでメニューを開くと、すぐに目に飛び込んできたのは…
スパゲッティ・カルボナーラにオムレツをのせたもの。
2018年の初来訪時、私はこの料理を注文するのが怖くて注文できませんでした。全く違う2つの料理を組み合わせた、この料理のボリュームは私の手には負えないものでした。
しかし、私は2022年にこのレストラン【 SALON 卵と私 原宿店 】に再訪し、ついに挑戦することにしました。するとどうでしょう……とても美味しかったのです。
私はカルボナーラが大好物なのですが、このカルボナーラは最高でした。オムレツが乗っていることについては今でも不思議な気持ちがありますが、日本ではカルボナーラの上に卵黄を乗せるのが一般的で、根本的には同じことだと気づきました。
他にもラザニアとオムレツなど、意外な組み合わせのメニューがあり、とても不思議な感じはしましたが、美味しかったです。ただ、一度食べたら翌日まで何も食べられないくらいお腹がいっぱいになってしまうので、注意が必要です。
私はいつも日本の食べ物の組み合わせに魅了されています。特に外国の料理を日本風にアレンジした料理は、間違いなく一歩リードしています。特にイタリア料理店はすごく、イタリア人のスタッフがいる店でも、日本料理からヒントを得た面白いメニューがあります。
例えば、パスタを提供するカフェやレストランでは、イタリアの伝統的なレシピに明太子を加えたものをよく見かけます。
明太子パスタは日本独自のものだと思っていたのですが、実はイタリア料理がルーツなのです。「ボッタルガ」という魚卵の塩漬けが、イタリアのパスタ料理には使われています。つまり、パスタに明太子を入れるということは、イタリアの伝統的な料理を真似たということなのです。
もう一つ、イタリア料理に関する不思議な事案がありました。
私は、伝統的なナポリのピザとイタリアの前菜がとても美味しいイタリア料理
【 イタ飯バルRICCIO 高田馬場店 】に行きました。そこで、ブルスケッタとピザを注文し、料理を待っていたのです。
しかし、最初にこれは何だ?と思ってしまう頼んでいないものがきました。出てきたのはブルスケッタでもなく、ピザでもなく、アジアの伝統的な鶏の軟骨のスナックでした。しかもタダで出てきたのです。
私は残念ながら軟骨が食べられないので、そのままにしておいたのですが、ピザを食べている間、このスナックの匂いが漂ってくると、ここは間違いなくイタリアではなく日本なのだと思い知らされました。
鶏の軟骨をピザと一緒に食べるというのは、私にはとても奇抜な発想ですが、お店がそうやって持ってくるということは、それを楽しんでいる人がいるということなのでしょう。
以上が、今のところ私が日本で体験した「イタリア料理」の中で最も印象に残っているものです。
最後にもう一つ、イタリア料理ではなく、フランス料理に関するケースもあります。
私はフレンチオニオンスープが大好きです。そして、日本のモスバーガーで「とびきりハンバーグサンド」というハンバーガーを食べたときの感動は、筆舌に尽くしがたいものがあり、その味わいはまさにフレンチオニオンスープのようでした。
確かにこのハンバーガーにはたくさんの玉ねぎとチーズが入っていましたが、その味はまさにスープと同じで、肉の味すら感じられませんでした。一体どうやっているのか未だにわかりませんが(多分マジック)、本当に美味しいです。私のようにチーズと玉ねぎが好きな人はぜひ試してみてください。