ここは、新宿を歩いたことがある人なら一度は目にしたことがあるはずの場所、新宿御苑のすぐそばにある小さな神社です。

これまで私はその神社を見たことはあっても、近づこうとしたことはありませんでした。しかし、ついに先日行ってきました。今回は東京で一番賑やかな場所、新宿にある「かわいいキツネがいる神社」を見に行った話をします。

ここ数ヶ月、私は日本の神社にとても興味を持っている友人から、興味深いことをたくさん学んでいます。神社が建てられた理由やその目的、狛犬がいる理由など……。そして、新宿御苑を歩き回り、新宿駅に戻る時にこの神社の前を通りました。

雷電稲荷神社です。

写真を撮ったり、周りを見たりするためにその神社まで行ってきました。

この神社の特徴的なポイントとしてはまず、意外な場所に存在していることです。新宿御苑のすぐ近くではあるのですが、実際に訪れてみると、片側が大きな道路で、もう片側は駐車場という不思議な位置にありました。

正直なところ、神社のような厳かな建物があってはならないところのように思えて、ちょっとかわいそうです。しかし、だからこそこの神社は私たちの興味をそそります。

鳥居をくぐると早速、赤いエプロンをつけた4匹のかわいい石狐が出迎えてくれました。日本では、神社の狛犬やキツネに赤いエプロンをつけるのはごく普通のことのようですが、その理由について、実は誰もはっきりとはわかっていないそうです。

赤いエプロンは神様へのお供え物だという人もいれば、狛犬やキツネに赤いエプロンをつけることで亡くなった子供の魂をより良い場所に導いてくれるからだという人もいます。また、守護神に服を着せるのは、ただ世話を焼いて親近感を持たせるためと解釈する人もいます。いずれにせよ、エプロンを身に着けたキツネはとてもかわいいですね。

このキツネは野生の鳥が乗らないように檻で保護されているそうです。それまでに大切な存在なんですね。

この神社は、キツネの伝説をもとに創建された神社の一つです。伝説によると、武士で北の守りの総大将だった源義家が奥州を征服していたとき、ひどい雷雨に巻き込まれ、小さな祠の前で休んでいたところ、突然、目の前に白いキツネが現れ、そのキツネが3度頭を下げると、突然嵐が消えたといいます。

というわけで、この神社は、嵐から人々を守ってくれるこのキツネの神様を祀る輝きなのです。でも、私が行ったこの日は雨が降っていたので、キツネの力は発揮されなかったのかもしれませんね。

キツネを観察し、かわいいねと友人と言い合った後、実際の神社にお参りに行きました。日本での正しいお参りの仕方をいつも忘れてしまうので、正しい動作の順番をメモしておきますね。

お辞儀を2回、拍手を2回、それから願い事をしてお祈りをし、そのあともう1回お辞儀をします。もしかしたら、誰かの役に立つかもしれないし、またやり方を忘れた時にでも役に立つかもしれない。とはいえ、もう一人の日本人の友人が言ったように、日本人も正しいやり方を忘れていることが多いので、恥をかく心配はないでしょう。

とにかく、新宿周辺を歩くなら、この神社に立ち寄ることをお勧めします。雷雨を防ぐ子狐にお参りするだけで、あなたの一日がより良いものになり、子狐も喜んでくれるはずです。

 

【雷電稲荷神社 住所】

東京都新宿区新宿4丁目4番23号

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