サッカー日本代表の歴史は1917年から
はじまりますが、
ワールドカップ出場目前まで
勝ち進んだ年は1993年でした。
ここまで来るのにはいろんな出来事が
ありましたがそれはまた次の機会にします。

1993年10月28日
94年W杯アメリカ大会のアジア最終予選にて、
日本代表はイラク代表と対戦し、
2-1の日本リードの状況で後半ロスタイムに突入します。
そのまま試合終了すればW杯出場決定という間際で同点にされ、
惜しくもW杯出場を逃しました。
この出来事を日本では「ドーハの悲劇」と呼んでいます。

日本代表が初めてW杯に出場したのは98年W杯フランス大会です。
1997年11月16日にイラン代表と対戦し、
延長戦の末、後半13分に岡野選手がゴールを決め、
当時のVゴール方式のルールによって、
3ー2で日本が劇的な勝利をおさめました。
日本ではこの出来事を「ジョホールバルの歓喜」と呼んでいます。

日本代表はついに念願のW杯本大会へ出場しました。
しかし結果は0勝3敗のグループリーグ敗退。
対戦相手がアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカと格上揃いでしたが、
日本代表のふがいない結果に日本中が落胆しました。

一部のファンは
帰国後の選手に生卵を
投げつけるなど過激なバッシングを
浴びせました。

W杯初出場を果たし、日本の
サッカー人気が高まると同時に
次の世代、4年後のW杯への
期待が高まっていきます。

そして日本のW杯の歴史は2000年代へと
突入し、日韓でW杯が開催されるなど
ますます盛り上がりを見せますが、
今回では語り切れません。
次のシリーズでお会いしましょう。

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