「和柄」とは文字の通り日本特有の伝統文様のことです。
よく知られているのは、一つの文様をパターン化し、規律正しく並べた物ですね。
着物、パッケージ、雑貨などによく使われていますが、なんと!可愛いだけではなく、それぞれにちゃんとした意味があるんです!

【青海波】
海の波が扇状の形に並んだ柄です。
穏やかな波のように「平穏な暮らしが続くように」という意味があります。

【麻の葉】
大麻の葉の形に似ていることからその名前がつけられました。
麻のように丈夫ですくすくと育つように、「子供の健康」や「成長」を願います。

【亀甲】
亀の甲羅の形がたくさん並んだ柄です。
昔から亀が長寿の象徴なので、長生きできるようにという願いが込められています。

【矢絣】
矢羽根をモチーフした柄です。
「一度飛んでいった矢は戻ってこない」ことから、結婚式の縁起物などによく使われています。

【扇】
開いた扇の形で作られた柄です。
末広がりの形をしていることから、「発展」「繁栄」の意味があります。

見たことのある柄や好きな柄はありましたか?
柄に込められた意味や願いを知ることで、見た目の好みだけでなく意味でも選ぶことができて、楽しさが広がりますよ。
プレゼントをするときに和柄のものを選んで、お守りがわりにしたり、自分の思いを伝えたりしてみてはいかがでしょうか?

日本人も知らない!? 和柄に隠された意味とは?第四弾!

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