"2015年のアジアカップ後、
ハビエル・アギーレ監督は道半ばで解任となりました。
混迷する日本代表ですが、
新たに監督として就任したのは
ブラジルワールドカップでアルジェリアを
ベスト16に導いた
名将ヴァヒド・ハリルホジッチでした。
"

"ヴァヒド・ハリルホジッチは
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身の
サッカー指導者で
コーポジトワールなど
アフリカの強豪国をはじめ、
パリ・サンジェルマンなどのフランスの
名門クラブも率いた経験豊富な名将です。
1対1のデュエルにこだわり、
縦に速いカウンター攻撃が戦術の特徴です。 
 
"

"ハリルホジッチ率いる
ハリルジャパンは初戦のチュニジア戦を
2−0のスコアで快勝し、好発進します。
その後の親善試合も勝利を重ね、
ロシアワールドカップアジア予選に
向けてはずみをつけます。
"

"しかしながら日本代表は
アジア2次予選初戦のシンガポール戦で
まさか引き分け、最終予選ではUAEに
ホームで敗戦するなど、波乱の多い
アジア予選となりました。

"

"ですが日本は底力を発揮します。
2017年8月のオーストラリア戦で
2−0と完勝し、6大会連続で
アジア最終予選突破を決めたのです。
"

"この結果でより一層
ワールドカップへ向けて、チームが成熟
するかと思われましたが、そう上手くは
いきません。秋のヨーロッパ遠征を
はじめとした親善試合、E−1選手権などの
戦績は3勝2分5敗と、
お世辞にも褒められるものでは
ありませんでした。

"

"そしてついに2018年4月。
日本サッカー協会はハリルホジッチ
解任という決断を下します。
ロシアワールドカップ2ヶ月前という
異例のタイミングでの解任劇でした。
"

"この日本サッカー史上最大とも言える
波乱の中、後任監督に抜擢されたのは
技術委員長の西野朗でした。
さて、西野監督はこの短い期間で
ロシアワールドカップに向けて
果たしてどのようにチームを再建するのか?
そして日本は強豪集うグループリーグを
突破できるのか?
次回、乞うご期待です。

"

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